36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
デジタルツイン技術を手がけるテック企業「北京五一視界数字孿生科技(51WORLD)」が、香港証券取引所の上場審査を通過し、12月30日での上場を見込む。上場規則第18C章で定義される「フィジカルAI」分野で第1号銘柄を目指す。
51WORLDは2015年2月に設立され、仮想空間に地球を丸ごと複製する「地球クローン計画」を打ち出している。主なプロダクトは、3Dグラフィックスや物理シミュレーション、人工知能(AI)技術などをベースに開発したデジタルツインプラットフォーム「51Aes」 、データシミュレーションプラットフォーム「51Sim」 およびデジタル地球プラットフォーム「51Earth」で、すでに19カ国・地域の企業1000社以上に利用されている。
フィジカルAIは世界のテクノロジー産業における新たな潮流となりつつある。51 WORLDもデジタルツインを起点に、フィジカルAI分野への展開を進めている。すでに合成データ、空間知能モデル、シミュレーション学習プラットフォームを結ぶフィジカル AIの閉ループ型エコシステムを構築しており、技術とエコシステムの両面で参入障壁を形成している。
同社はこれまでに8回の資金調達を実施し、直近の評価額は44億元(約970億円)に達している。2024年の売上高は2億8700万元(約63億円)、純損失は7900万元(約17億円)。25年1~6月期は売上高が5400万元(約12億円)、純損失は9400万元(約21億円)と赤字が続いている。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録





フォローする
フォローする



