AIがクルマの主役に。小鵬汽車、26年目標は60万台 REx・自動運転・自社開発チップに注力

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中国電気自動車(EV)大手の小鵬汽車(Xpeng)がこのほど、同社の「P7+」、「G7」のレンジ・エクステンダー(REx)モデル、「G6」と「G9」の26年モデルを発表した。ただし、今回の最大の技術的アップデートはハードウエア構成ではなく、チップとAIが鍵を握る。

4車種はいずれも自社開発の自動運転向けAIチップ「図霊(TURING)」を採用。「Ultra SE」および「Ultra」グレードには第2世代のVLA(Vision-Language-Action)モデルを搭載し、自動運転レベル4(特定条件下での完全自動運転)に近いレベルの運転アシストが可能だ。

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小鵬の何小鵬CEOは「今後、世界トップクラスのAI企業はいずれも自社向けにカスタマイズしたチップを選択するだろう」と述べた。同社はすでに100万個超の生産能力を確保しており、既存モデルについても順次、自社開発チップへの切り替えを進めていく方針だ。

同社は26年を製品の当たり年と位置づけており、複数のRExモデルに加え、新型SUV4車種も投入する計画だ。現在の主力車種はバッテリー式電気自動車(BEV)だが、RExの展開により、より幅広い層への訴求を図る。

昨年末の社内戦略会議では、26年の販売目標を55~60万台に定めた。2025年の販売台数は42万9400台だった。

このほか、海外展開は小鵬の新たな成長エンジンとなっている。25年は海外での販売が約10%を占めたが、26年はその倍増を目指す。P7+と低価格のサブブランド「Mona(モナ)」シリーズのSUVが今年の海外展開の先陣を切る。
また、販路とサプライチェーンのグローバル化も進めており、すでに中国以外にも、インドネシア、オーストリアとマレーシアの3つの生産拠点を有している。

(36Kr Japan編集部)

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