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中国湖北省の湖北人型ロボットイノベーションセンターのロボットトレーナー、陳文海さん(23)は、ロボットに「手取り足取り」の指導を行い、収集したデータをクラウド上にアップロードして、ロボットに人間の動きを学習させることを仕事としている。
ロボットトレーナーはロボットデータ収集者とも呼ばれ、人工知能(AI)技術の急速な発展に伴い誕生した新たな職業。求人サービス大手「智聯招聘」が発表したロボット産業人材発展報告によると、2025年1~5月、中国国内の人型ロボット分野の求人数は前年同期比約5倍、求職者数は約4倍だった。多くの大学でもここ数年、AIやロボット関連の専攻が相次ぎ開設され、産業の質の高い発展を人材面で支えている。
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ロボットの実用化を推進するには、膨大なデータとアルゴリズムが欠かせない。国内最大規模で、最も多様なシナリオを持つ人型ロボット専門の訓練プラットフォームの一つである同センターには、湖北光谷東智具身智能技術などハイテク企業が集結し、内部には医療、スーパー、キッチン、オフィスなど23のシミュレーションシーンが設置され、1日平均2万4000件の有効データが生成されている。
業界関係者によると、ロボットがロングコンテキストのタスクを完遂するには、各工程で異なる次元の高品質なデータが必要となり、どのプロセスに欠落や誤差があっても、動作全体の精度や滑らかさに影響するという。
陳さんは「最初はぎこちない動きだったロボットが、自律的に物をつかみ、水を注ぐといった基本動作ができるようになり、今ではコーヒーも入れられる。このような進化を見るのは非常に誇らしい」と語る。
ロボット技術の継続的な成熟は、電力や交通、消防など多分野に広く浸透しており、日常生活の利便性向上や産業のアップグレード推進の重要な力となっている。
国際ロボット連盟(IFR)が昨年9月に発表した報告書「ワールドロボティクス2025」は、24年の中国市場における工業用ロボットの導入数が29万5000台に上り、世界全体の54%を占めていることを明らかにした。輸出については、中国税関総署によると、25年の工業用ロボット輸出額が前年比48.7%増で初めて輸入額を上回り、中国は工業用ロボットの純輸出国となった。【新華社武漢】

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