中国から100台導入へ。ポーランドMERAロボティクス、Unitree製ロボットで収益化に成功

ポーランドの人型ロボット企業MERAロボティクスのラドスワフ・グジェラチク共同創業者兼最高経営責任者(CEO)はこのほど、新華社のインタビューに応じ、中国の人型ロボットは世界の競合製品の中でも特に優れているとし、「最も良い選択肢」だと強調した。

ポーランドでは最近、中国ロボットメーカーの杭州宇樹科技(Unitree Robotics、ユニツリー・ロボティクス)製の「エドワード」と名付けられた人型ロボットがインターネット上で人気を集めている。このロボットはMERAロボティクスが輸入し、同社が開発したロボット用OS「MERA OS」を搭載している。

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「エドワード」はポーランド語に精通し、ポーランドの文化や風習にも詳しい。MERAロボティクスはソーシャルメディアのアカウントを開設し、エドワードが地元のイベントや日常のさまざまな場面に登場する姿を公開している。テレビ番組に出演したり、ポーランド議会の議事堂に招かれたり、街頭で通行人と雑談したりする様子は短編動画投稿アプリ「ティックトック」で最高700万回以上の再生回数を記録し、アカウントはポーランド国内で累計約5億回の閲覧数を達成した。

グジェラチク氏は人型ロボット市場について、現時点の規模は大きくないものの、急速に成長するとの確信を示した。世界中の人型ロボット製品を調べた結果、中国は人型ロボット産業のリーダーで、中国製が唯一の選択肢だとの考えを固めたとし、「中国の人型ロボット市場の発展は非常に速く、おそらく他の国々よりも2年は先行している」と述べた。

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さらに、中国の人型ロボットの性能と技術水準は非常に高いと評価。多くの西側ブランドと比較しても入手しやすく、コスト面でも優位性があるとの考えを示した。

MERAロボティクスは「エドワード」のレンタル事業で収益を上げており、今年7月末までに中国から人型ロボットを100台購入することを計画している。グジェラチク氏は、中国のハードウエアとポーランドのソフトウエアを組み合わせることが、同社の将来の主な発展モデルになるとし、自社開発のソフトウエア・システムを用いて中国の人型ロボットの二次開発を行い、中国とポーランドの技術を統合させた人型ロボットをより多くの地域へ広げていきたいとの意気込みを示した。【新華社ワルシャワ】

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