船舶エンジンの「脱炭素」を加速。中国が世界基準のLNG二元燃料エンジンを開発・引き渡し

中国遼寧省大連市で21日、造船大手の恒力重工集団傘下のエンジンメーカー、恒力発動機(大連)が製造した「8G95」型船舶用液化天然ガス(LNG)二元燃料エンジンが引き渡された。このエンジンは高さ16メートル、重量は1600トンを超え、最大出力は5万4960キロワットに達する。引き渡しが無事に行われたことは、中国がハイエンド船舶用エンジン分野で極めて重要な技術的飛躍を実現し、世界海運業界の低炭素型発展に「中国の原動力」を提供したことを示す。

エンジンは船舶の「心臓」であり、輸送効率はこの「心臓」の強さに大きく左右される。開発チームはエンジン製造の過程で、圧縮天然ガスの直接噴射や高圧式排気再循環、可変シリンダー制御など重要技術の難題を相次いで克服した。

同型エンジンは排気再循環システムを備え、排ガス処理装置を外付けしなくても、国際海事機関(IMO)が定める最も厳格な排出ガス基準を満たすことができ、安全性と信頼性、効率性が高く、環境にやさしいという特徴を持つ。今後は恒力重工集団が建造する超大型コンテナ船に「強大なグリーンの心臓」として搭載され、中国造船業のグリーン転換を加速するとみられる。【新華社大連】

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