自転車シェアの「行我行」

行我行のシェアリングエコノミーの構成

完成車の販売と比べて、車のシェアリングエコノミーはかねてよりとても流行していた。二輪車が備えているシェアリングエコノミーも例外ではなく、行我行こそが最初に試みた1社だった。

行我行の提供した一揃いの移動手段のソリューションは、スマートフォンアプリ、シェア自転車とシェアロックスマートキーの三つの部分から構成されている。

■アプリ:こちらの自転車シェアリングサービスを起動すると、自転車のレンタル・返却ができ、走行距離のデータを確認することができる。また、モバイル決済も可能で、さらにはポイントを換金することもできる。こちらのアプリはシェア自転車を利用するための最初の入り口であり、サービス体系のサポートという役割も果たしている。

■シェア自転車:行我行は1台ごとにスマート盗難防止機能を備え付け、ユーザーの視点に立ったシェア自転車を設計、シェア自転車とシェアロックスマートキーはワンセットとなっている。

■シェアロックスマートキー:スマートフォンとシェアロックスマートキーのBluetooth通信を通じて、車輛のコントロールと管理を実現した。これは、インターネットとセントラルコントロールシステムが不要で、シェアロックスマートキーの電源を入れればすぐにスマートフォンのモバイル決済システムにリンクし、レンタル料金の決算を行うことができる。

行我行と自転車の関わり

2012年、行我行はグループを創設した。そのときの主な業務は、都市部の公共機関が提供する自転車への技術サポートだった。2014年初め、行我行は目指すべき方向が見えたので、この一揃いのソリューションを設計し研究開発を行った。

現在、地方政府が従来の公共機関の提供する自転車1台に投じるコストは、1万元前後かかる。そのなかには自転車の購入費用、メンテナンス作業費用、設備の建設費用、さらには土地の賃貸料も含まれており、この価格が非常に高いのだ。

上海、杭州、深圳、北京の公共機関が提供する自転車の使用率は比較的高く、人々は交通が渋滞するときに公共交通機関を好んで選び、そして1~5キロメートルを移動するのに一番効率的な自転車が主流となったのである。

従来の公共機関が提供するレンタサイクルと比べて、行我行は一揃いの設備のコストを50%も下げ、たとえば施設を造ると言ったような高額な支出を省くことを実現した。

従来の公共自転車と異なる点は、シェア自転車の細々としたことは、チップカードの代わりにスマートフォンが使用できるようになり、それと同時に支払いシステムも構築された。

これからの移動サービス

現在、行我行は杭州および周辺の都市でシェア自転車の配置を進めており、そのなかには観光地、住宅街、オフィス街、ホテルなども含まれている。

移動サービスのサプライヤーとして、行我行のモデルは政府や個人、企業の投資に直に向かうことができる。前者はとても容易に理解できるだろう、ニーズがある政府機関は行我行から大量に仕入れることで、都市の緑化レベルを拡大することができる。後者の方法はとても興味深いのだが、個人もしくは企業が、会社として、もしくは投資という方法で行我行から仕入れ、シェア自転車の駐輪場所とシェアロックスマートキーの使用を手配する。このふたつのモデルで生まれた利潤は、行我行と割合でもって分配する。

行我行は今のところ1000近くのシェア自転車を売りさばき、1日あたりの収益は1000元前後となっている。彼らはシリーズAラウンドを探し求めている最中でもある。

この製品モデルにご興味ある方は、過去のこちらの文章もご覧なさい。

関連キーワード

日本企業のDXを促進するプラットフォーム「CONNECTO」
無料コンテンツ公開中

最新記事