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スマホメーカーの「OPPO」が新機種のReno4/Reno4 Proを正式に発表した。また、同じ発表会でOPPO W51ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン、OPPOスマートブレスレット、OPPO 5G CPE T1ルーターなどのIoTデバイスも発表された。
Renoシリーズは撮影機能が売りであり、Reno4でもこの点は継続。新しく開発された夜景用のアルゴリズムにより、夜景写真の輝度が74.4%向上し、ノイズを33.7%軽減させることができるという。
OPPO Reno4 Proのアウトカメラは3眼トリプル式で、4800万画素のメイン、1200万画素の超広角、1300万画素の望遠という構成で、レーザーオートフォーカスを採用。広角レンズはソニーのIMX708で、インカメラは3200万画素と200万画素のデュアルレンズだ。
手ブレ補正機能でも各メーカーが性能を競っているなか、OPPOはReno4の手ブレ補正を第3世代に更新したと発表。
5G時代の到来によって動画撮影を楽しむユーザーが増えることを見込んで、Reno4は映画と同じ画面比率の21:9撮影モードを新たに搭載。プリインストールの動画編集アプリ「Soloop」もバージョンアップされ、動画をワンタッチで自動編集できるようになった。これらの機能はサードパーティのアプリでも使用でき、例えばショート動画プラットフォームの「快手(Kuaishou、海外版はKwai)」のアプリ内でも、超広角撮影や手ブレ補正機能が利用可能だ。
バッテリーは2000mAhの電池2個を採用、65W SuperVOOC 2.0急速充電機能を搭載。OPPO Reno4 Proは最速36分で満充電できるという。
ボディサイズでは、厚さが7.6mmとさらに薄くなり、重さは約172gに抑えられている。背面は「Reno Glow」と呼ばれる加工が施され、100万個以上のダイヤモンド状の結晶によって高級感のある外観と剛性を両立している。
チップはクアルコムのSnapdragon 765Gの5Gチップを採用。360°アンテナを2.0にアップグレードし、5GのほかデュアルチャネルのWi-Fiにも対応。OSは最新のColorOS 7.2だ。同じSnapdragon 765G搭載の他社機種と比較すると、OPPO Reno4/Reno4 Proの価格はやや高く、Reno 4の8GB+128GBモデルは2999元(約4万5000円)からとなっている。
OPPOにとってRenoシリーズは「R」シリーズの次に売り上げが期待できる機種であり、特に新型コロナ禍の影響が長引く今、同社の副総裁はReno4がOPPOのキャッシュフローを支えることになると話した。
Renoシリーズについては、一時位置づけが不明確という問題があった。Reno 10Xは撮影機能を前面に押し出したが、その後のReno Aceでは一転ゲーム機能に重心をシフト。ACEが新たなシリーズとして独立したことで、Reno2/3/4では再び撮影機能の強化に回帰した。
新機種発表のタイミングについて言えば、初代のRenoは昨年4月に発表されたもので、わずか1年間で第4世代まで更新したことになる。定価はすべて2999元(約4万5000円)以上で、ミドルエンドの機種だ。Oppo中国の劉波総裁は、今後毎年2機種を発表する計画だと話した。また、Aシリーズでより低価格の5Gスマホを発表する予定だという。
※アイキャッチはOPPO公式サイトより
(翻訳:小六)
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