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7月13日、電気自動車(EV)中国最大手の比亜迪(BYD)の株価が大幅に上昇した。同日、香港市場に上場する「比亜迪股份」の株価終値は前日比16.17%増の89.8香港ドル(約1242円)、中国市場に上場する比亜迪の株価終値は97.9元(1500円)となり、それぞれ上場以来の最高値を更新した。
今回の株価上昇は、新車が発売されたことと無関係ではない。比亜迪は前日12日、中国歴代王朝の名を冠した「王朝シリーズ」で旗艦モデルとなる新型セダン「漢(Han)」を正式に発売した。同車種はピュアEV(PEV)を3バージョンとプラグインハイブリッド車(PHV)を1バージョン、計4バージョンの設定があり、補助金適用後の販売価格は21万9800~27万9500元(約336万~428万円)。同車種は、比亜迪が初めてインテリジェント運転支援システム「DiPilot」を搭載したモデルである。また、自社開発したリン酸鉄リチウムイオン電池の「ブレードバッテリー」を採用しており、NEDCにおける航続距離は最長605Km。さらに、世界で初めてファーウェイが手がけた車載用の新システム「HiCar」と5G技術を搭載した量産車でもある。
比亜迪の公式アナウンスによれば、漢は予約販売を開始してから1ヶ月超で2万以上の注文があったという。
(翻訳・小久江)
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