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自動運転車両を開発するスタートアップ企業「AutoX」が8月17日、上海地区におけるロボタクシーの試験運営サービスを一般向けに正式リリースした。同サービスは無料で利用でき、配車予約はアリババ傘下の地図情報企業「高徳地図(Amap)」が運営するネット配車アプリ「AutoNavi(高徳打車)」を通して行う。サービスの提供範囲は、当局から許可を受けた同市嘉定区にある自動運転試験運営エリア内となる。
これに先立つ4月、AutoXと高徳地図はロボタクシーを体験できるサービスを同じく上海で実施している。当時は事前に高徳地図のアプリを通して申請を行う必要があり、審査が通って初めて配車予約を行うことができたが、今回、事前申請は不要となる。
乗車後は車内での指示に従って自身の電話番号の下4桁を伝え、本人確認が完了すれば行程スタートとなる。試乗中、乗客は車内に設置された画面を通して、車両の運転ルートや、自動運転システムが周囲の物体を識別し、意思決定を行う様子などの情報を見ることができる。目的地に到着すると、体験者はシステムから降車を促され、全行程終了となる。安全面を考慮して全車両にスタッフ1名が配備されるが、助手席にスタッフはつかない。
AutoXは2016年9月に設立され、本社を深圳に置く。その他北京、上海、米シリコンバレー、サンティエゴ等に研究開発センターがあり、上海には自動運転オペレーションビッグデータセンターがある。
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