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中国通信機器最大手ファーウェイ(華為技術)は10月23日、2020年第3四半期の決算を発表した。1月〜9月の売上高は前年同期比9.9%増の6713億元(約10兆5000億円)で、純利益率は8.0%だった。ファーウェイは「結果はほぼ予想通り」としているが、昨年同時期の収益成長率24.4%と比較すると厳しい1年だった。
新型コロナウイルス流行による打撃に加え、サプライチェーンが巨大な圧力にさらされた。米政府は先月15日からファーウェイに対する半導体などの供給について規制をさらに強化。10月22日、ファーウェイは新型ハイエンドスマートフォン「Mate40」を発表したが、高性能チップ「Kirin」を搭載する最後の機種となる可能性があると、同社コンシューマー事業CEO余承東(リチャード・ユー)氏が言及した。
今年は、ファーウェイの5Gスマートフォン(サブブランド「HONOR」含む)が中国市場でトップに立ち、世界における出荷台数や収益面も初めて韓サムスンを抜いたが、今後の先行きは不透明だ。
次のフェーズに関してファーウェイは、「AI、クラウド、5G、コンピューティングなどのICT技術能力をフルに活用し、パートナー企業らと共同でシナリオベースのソリューションを提供し、5G時代に向けて挑戦していく」と述べた。
(翻訳・Ai)
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