Gobi Ventures 東南アジア進出 COO張天胆氏へのインタビュー

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Gobi Ventures 東南アジア進出 COO張天胆氏へのインタビュー

走进东南亚:对话戈壁创投东南亚COO张天胆

戈壁创投几天前宣布张天胆(Dan Chong)出任戈壁创投东南亚团队首席运营官(COO)。

走进东南亚:对话戈壁创投东南亚COO张天胆

张天胆(Dan Chong)拥有逾20年并购交易和风投经验并拥有注册会计师(CPA)资格认证,曾任新加坡 MediaCorp 企业战略发展 VP,参与完成了多项并购交易及成长期企业的投资,人脉覆盖企业投资者、创业家、基金管理人等。未来,张天胆将借助自己在政府关联公司(GLCs),跨国公司(MNCs)和四大审计公司的经验,监督及管理戈壁创投的相关业务。他的任命使戈壁创投东南亚基金团队得以完善,并有助于戈壁创投东南亚业务基础建设的扩张和稳固及流程效率的提高。

东南亚作为一片新兴的创投市场,已经成为诸多VC在经历过中国市场的激烈竞争后,寻找新兴项目狩猎独角兽的下一个战场。众多VC也都陆续加大了对东南亚市场的投入。深耕东南亚市场已久的戈壁创投,最近也宣布任命张天胆(Dan Chong)为戈壁创投东南亚团队首席运营官,持续加码这片创投热土。

KrASIA 团队日前对新官上任的张天胆进行了一次采访,从中了解到戈壁对东南亚创投市场的诸多想法,经验与见解。

以下是采访精选:

KrASIA:您从之前的企业风险投资CVC 部门,转型到现在的VC 投资,是出于何种考虑?

Dan:CVC 和VC 都是投资。不一样的是,前者讲究策略性,以长期利润为主。后者更在意中短期投资回报。对我自己而言,不能算是跨界。

KrASIA:这样的转换,需要一段时间适应么?

Dan:我加入戈壁,首先带来的是制度性、规则性的做事情方式。第二就是关系网络。我在这一行很多年,以前投资的小公司发展成大公司,包括政府的关系,大公司的关系。所以还好,skill 还是在那里。

KrASIA:戈壁是否会因为新人的加入,新基金的成立,在投资风格和方向上有些改变?您以前是做媒体行业的,会不会更关注媒体领域?

Dan:现在的内容公司,都是涵盖了新技术等方面的新媒体,我们会关注。但很少投资传统媒体。行业方面其实也不会有太多变化。

同时,我们很了解中国的成功模式和创业者,所以我们会在东南亚找到相似的项目来投资,就好像36Kr 和KrASIA 一样了解两地。第二点,我们在国内有很多合作伙伴关系和投资项目,他们的经验也对这边的创业公司有很多帮助。

KrASIA:您怎么看出海东南亚这个风口?

Dan:其实出海东南亚并不容易。出海的趋势有几种原因。第一,在国内做不下去了,因为行业竞争太激烈。第二,一带一路的政策影响,加上阿里和腾讯的布局。出海东南亚是市场的大趋势。但当他们真的出来看,就会意识到真的不容易。虽然东南亚是继中国、印度之后的第三大市场,但还是会遇到很多文化、地区差异。

单说印尼,就有1000个岛屿。就算做同一件事情,想要覆盖整个印尼是很不容易的。雅加达的很多项目到了A 轮,都没了下一步的发展,因为很难走出雅加达。

现阶段,东南亚各个国家的经济不稳定性也是一个很大的挑战。不过,现在会比前几年好很多,我相信之后会更好。同时,戈壁认为,越是不容易的事情,你越能做得好,才说明你厉害,这家公司也越有价值。

KrASIA:如果有一家出海到东南亚市场的创业公司,您对他们在市场策略方面有哪些建议?

Dan:我们把东南亚市场分为三级。新加坡和马来西亚是第一级市场。之后是印尼,菲律宾,泰国和越南。第二级市场基础设施等都还在发展中,但人口潜力巨大,可发展性也很大。所以将总部设立在新加坡或者马来西亚是对的选择,然后去辐射其他地区。在第二级市场中,超过10亿美金估值的公司好几家都来自印尼,因为人口多,市场潜力大。虽然看他们的数据有估值偏高的问题,但这是由于腾讯和阿里战略投资带来的市场影响。现阶段的投资可能会投出偏高,但他们预测到几年后一定会爆发的行业和企业,还是会投,这就是他们的策略。

KrASIA:未来决定中国市场和东南亚市场深度融合的原因有哪些?

Dan:我想主要有以下几个方面吧:技术、市场和政治因素。技术层面来说,一种新兴技术在中国之前的发展可能需要十几年,但在印尼并不需要那么久。他们的社会跳过了很多发展阶段,比如印尼人不需要学习如何使用电脑,每个人都已经用上了智能手机,可能3-5年市场就会爆发。第二点是市场发展。中产阶层还在增长中,社会现在贫富差距比较大,穷人还很多,他们很想赚钱,这是他们的动力。之前出国深造的人,已经有很多回到了国内并对社会的发展做出贡献。所以我认为不会等那么久,三到五年可能就会发展起来。第三就是政治因素,中国提出的一带一路战略将带动这一区域的经济发展和大融合。

KrASIA:国内的很多基金,开始考察东南亚找标的。这样的趋势,会不会给戈壁带来更多的行业竞争?

Dan:我们来东南亚十年,很多好的公司已经和戈壁有了很深厚的联系。这一点,戈壁的优势是很大的。其次对于东南亚整体环境的了解,其实需要很多学习成本。很多机构还在观望,因为中国市场依然很大,赚钱速度还是很快,整个市场的游戏规则也和东南亚不一样。所以我们不会很担心戈壁面临更多的竞争。

KrASIA:您觉得东南亚投资市场会不会经历中国市场的泡沫期?

Dan:可能不会那么快。泡沫是投机性导致的问题。首先东南亚虽然也有一些投机的机构,但相比于国内,数量还是差了很多。第二,东南亚项目的估值相比之前已经贵了很多。第三,项目的赚钱能力。一家公司现在看起来很贵,两年后可能会非常便宜。投资需要非常好的前瞻性,才能尽可能避免投资泡沫。

KrASIA:您心里对戈壁的未来期待是什么呢?

Dan:当然是越做越大(笑)。但我们也有自己的定位,我们更希望把新的东西带进来,帮投资者赚钱。第二个期待就是解决更多问题,帮助一个地区一个市场解决问题,这是一个好项目的评判标准之一。我们会继续致力找到更多这样的项目。

KrASIA:您和 Thomas (戈壁创投创始合伙人兼管理合伙人)的投资风格和理念一样么?属于很凶狠的类型么?

Dan:其实我们蛮像的。加入戈壁前,我和他聊过一次。发现我们的想法很像。但 Thomas 比我更有前瞻性,他相信的事情,他就会坚定去做。我可能会更小心谨慎一点,这是以前工作经历的影响。我还要向他多学习。

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Gobi Venturesは、このたび張天胆(Dan Chong)を同社東南アジアファンドチームCOOへ任命することを発表

張天胆(Dan Chong)氏はM&A取引とベンチャーキャピタル事業において20年以上の経験を持ち、公認会計士(CPA)でもある。また同氏は、シンガポールメディアコープ企業戦略副社長を務め、数多くのM&A取引や成長企業への投資に参加。 その人脈は企業投資家、起業家、ファンドマネージャーに及んでいる。 今後、張天胆氏は政府関連会社(GLC)、多国籍企業(MNC)、4大監査会社での経験を活かし、Gobi Venturesの関連業務を指導管理していくことになる。張天胆氏が東南アジアファンドチームCOOに就任したことによってチームはより完成されたものとなり、同社の東南アジアにおけるビジネスインフラの拡大とビジネスプロセスの効率化をもたらすことだろう。

東南アジアは、新たなベンチャーキャピタル市場として、多くのベンチャーキャピタルが中国市場での熾烈な競争を経て、大規模ベンチャー企業を模索する次の戦場となっている。 多くのベンチャーキャピタルは、相継いで東南アジア市場への投資を加速させてるのだ。長年にわたり東南アジア市場を開拓してきたGobi Venturesは、このほど東南アジアチームの最高執行責任者(COO)として張天胆(Dan Chong)氏を任命したことを発表した。

KrASIAチームは、新たに着任した张天胆にインタビューを行い、インタビューを通してGobiの東南アジアにおけるベンチャーキャピタル市場に対するアイデア、経験、見解を知ることができた。

以下は、インタビューからの抜粋である。

KrASIA:以前のコーポレートベンチャーキャピタル部門(CVC)から現行のベンチャーキャピタル(VC)投資へのに異動ついて、どのようにお考えですか?

DAN:CVCとVCどちらも投資です。 異なる点は、前者が戦略を重視し、長期的な利益に焦点を当てているのに対して、後者は短期的な投資収益を重視しています。 自分にとっては境界線を設けているわけではありません。

KrASIA:この異動については慣れるのにある程度時間がかかりますか?

DAN:私がGobiに参画したときに、最初、制度的かつ規則的なやり方を持ち込みました。次に関係者とのネットワークです。 私は長年にわたりこの事業に携わっており、投資した中小企業は大企業に発展しました。その発展には、政府関係や大企業との関係などが含まれています。スキルはその中にあると言っていいでしょう。

KrASIA:新規参入者と新ファンドの創設のために、投資スタイルと方向性について変えたことありますか? 張COOはメディア業界におられましたが、やはりメディア分野にも注目されますか?

DAN:現在のコンテンツ企業は、すべて新しいテクノロジーをカバーする新しいメディアであり、我々はそれらに注意を払うことになるでしょう。 しかし、伝統的なメディアへの投資はほとんどありません。 業界に実質的な変化はあまりありません。

同時に我々は中国の成功したモデルと起業家をよく理解しており、東南アジアで同様のプロジェクトを投資することになるでしょう。我々は36KrとKrASIAのように中国と東南アジア、この二地域を理解しているのです。第二に、中国には数多くのパートナーシップと投資プロジェクトがあり、その経験は多くのベンチャー企業にも役立っています。

KrASIA:東南アジアへの進出おける困難に対してどのようにお考えですか?

DAN:実際、東南アジアに進出するのは簡単ではありません。 海外進出の趨勢には、いくつかの要因があります。 まず業界競争が厳しいため、中国ではやっていけなくなったことです。 第二に、一带一路政策による影響とアリとテンセントの構図です。東南アジアは市場の大きなトレンドです。 しかし彼らが本当に出てきたら、それは簡単ではないことに気付くでしょう。 東南アジアは中国とインドに次いで3番目の市場ですが、多くの文化的差異、地域間格差に遭遇することになります。

インドネシアを例にとると、そこには1,000の島があります。 一律でカバーすることは容易ではありません。 ジャカルタの多くのプロジェクトはシリーズAラウンドに達しており、今後の発展はありません。ジャカルタから抜け出すことは非常に難しいです。

この段階では、東南アジア諸国の経済的不安定さも大きな課題です。しかし、それは数年前よりはるかに良いでしょう、そして、私は更に良くなると信じています。同時にGobiは、より困難であればあるほど、それをやり遂げることにより強力な会社として価値が向上するのです。

KrASIA:ベンチャー企業が東南アジア市場に進出する場合、マーケティング戦略についてどのようなアドバイスがありますか?

DAN:我々は、東南アジア市場を3つのレベルに分けます。 シンガポールとマレーシアは第一層の市場です。 そのあとにインドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムが続きます。

第二層市場のインフラなどはまだ発展段階ですが、人口による潜在能力は大きく、発展の余地も大きいのです。 シンガポールやマレーシアに本社を置くことは正しい選択ですし、そこからビジネスが放射線状に発展して行きます。第二層市場では、ユニコーン企業(評価額が10億ドル以上の企業)がインドネシアに数社あります。人口が多く、市場潜在力が大きいのです。企業価値が過度に高く評価されていますが、これはテンセントとアリババの戦略的投資の影響によるものです。 現在の投資は割高かもしれませんが、数年後に大きく発展する産業や企業は依然として投資対象であると予測しています。これが彼らの戦略です。

KrASIA:今後の中国市場と東南アジア市場の統合の理由をおしえてください。

DAN:主に、技術、市場、政治的要素という側面があると思います。 技術レベルでは、中国では以前新興技術の開発に10年以上かかっていたかもしれませんが、インドネシアではそれほど時間がかかりません。何段階も跳び越えて発展したからです。

インドネシアでは、コンピュータの使い方を習得する必要はありません。すでに誰もがスマートフォンを使用しています。3〜5年で市場は爆発的な広がりを見せるでしょう。 第2のポイントは市場の発展です。 中産階級はまだ成長しており、貧富の格差は比較的大きく、依然として多くの貧困者がいます。彼らはお金を稼ぎたいと思っており、それがモチベーションになっています。 さらなる研究のために海外に行った多くの人々が帰国し、社会発展のために貢献しています。従って、そんなに長くかかるとは思いません。それは3-5年で発展し始めるでしょう。 第3は政治的要因であり、中国が打ち出した一带一路战略は、この地域に経済発展と統合をもたらすでしょう。

KrASIA:多くの国内ファンドが東南アジアを研究して、目標を見つけ始めています。 この傾向はGobiに更なる競争をもたらすでしょうか?

DAN:私たちは東南アジアに進出したこの10年間で、多くの優良企業と深い関係を築いています。この点、Gobiの優位性は素晴らしいものと言えます。 第二に、東南アジアの全体的な環境を理解するためには多くの学習コストが必要です。 中国市場は依然として非常に大きく、儲けのスピードも非常に速いため、多くの組織は東南アジアに対してまだ様子見の状態です。市場全体のルールは東南アジアのルールと同じではありません。 だから私たちはGobiがより多くの競争に直面することを心配はしていません。

KrASIA:東南アジア投資市場が中国市場のバブル期を経験すると思いますか?

バブル進行はそれほど速くないでしょう。バブルは投機によって引き起こされる問題です。 まず第一に、東南アジアにいくつかの投機的な機関がありますが、中国よりずっと少ないです。 第二に、東南アジアのプロジェクトの評価額は以前よりもはるかに高額です。 第三に、プロジェクトのお金を稼ぐ能力です。 今は割高に見える会社も、2年後には非常に安くなるでしょう。 将来を見据えた投資こそ、投資バブルを回避することができるのです。

KrASIA:張COOは、Gobiの将来に何を期待しますか。

DAN:もちろん、事業を遂行すればするほど、その期待はますます大きくなっていきます。しかし我々はまた、定位置というものがあり、新しいものを取り込んで投資家の支援をしたいと思います。 第二の期待は、より多くの問題を解決することです。1つの地域1つの市場において問題解決を支援することは、プロジェクトを判断するための基準の1つです。 私たちは引き続きこのようなプロジェクトを探しあてるために努力していきます。

KrASIA:張COOはトーマス氏(Gobi ベンチャーの設立パートナー兼マネージングパートナー)と同じスタイルと哲学を持っていますか? そしてそれは非常に野心的なタイプでしょうか?

DAN:実際は私たちはかなり似通っています。Gobiに参加する前に彼と話したことがあるのですが、 我々のアイデアは非常に似ていることがわかりました。しかしトーマス氏は私よりも先見性があり、彼は自分が信じたことをやり遂げる人物です。一方、私はより慎重かもしれないですが、これは以前の仕事の経験からの影響です。 私は彼からもっと学ぶ必要があります。

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