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中国本土最大のファウンドリ(半導体受託生産)「中芯国際(SMIC)」は11月11日夜、香港証券取引所で2020年第3四半期の財務報告書を発表した。
第3四半期の売上高は前年同期比15.3%増の10億8300万ドル(約1130億円)となり、市場予想の9億9480万ドル(約1040億円)を上回った。親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比122.7%増の2億5600万ドル(約2680億円)。粗利は前年同期比54.3%増の2億6200万ドル(約270億円)で、売上総利益率は前四半期の26.5%より微減の24.2%となっている。
当四半期は売上高、純利益ともに大幅に改善された。これは主に国産半導体の代替需要を背景に、SMICの成熟した製品の需要が継続的に増加したことによるものだ。
ロイターがこのほど報じたところによると、米国防総省の報道官は、SMICをエンティティー・リストに追加するか否かを他機関と連携しながら検討しているという。これを受け、SMIC側は「そのような公式情報は受け取っていない」「当社は民間および商業用のエンドユーザー向け製品やサービスのみを提供している」と回答していた。
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