オフライン広告の小売業者「易售科技」はPre-Aラウンドで数千万ドルの資金調達

インターネット広告運営管理プラットフォーム” 易售科技(E-SellTech)”がPre-Aラウンドで数千万元の資金調達を終えた。鼎心資本(Dingxin Capital)が投資、及び財務コンサルタントを務める。 2016年7月に成立し、広告業界から500万元のエンジェル融資を受けた。 この資金は、主に製品の強化、研究開発投資、販売チャネルの構築、才能の導入に用いることが報告されている。

易售科技のアイディアは、従来の画面をネットワーク化された電子画面に置き換え、そのコンテンツを、統一された運営プラットフォームで、価格競争や商品の供給、管理を行うというものだ。目下、中国全体では、およそ40万台の広告画面を販売しており、バス停、駅などの広告、地面に設置した広告、宅配便ロッカー、トイレ、エレベーターなどに活用されている。

創設者である易成(イ・チェン)氏によると伝統的なオフライン広告画面に2つのウィークポイントがあるという。一つ目は、紙媒体の広告に関しては、手作業で交換をしなければならないが、一部を電子化にしたものも、SDカードを挿さなければ表示する内容を変更することができないので、本当の意味でのスマート化を実現しえなかった。二つ目に、画面リソースが散見され、かつ販売方法が非常にシンプルで週、月ごとに商品の供給がされ、予算要求が高い割に通信サイクルが非常に長い点である。

資金があるメディア側からすると、画面数が少なすぎて交渉にメリットがない。またブランド側にとっては、購入がスマートにいかず、大規模供給をするには莫大な資金が必要で、中小企業にとってはメリットがない。

易售は、先に画面のハードウェアをアップグレードし、リアルタイムのネットワークをサポートし、逐一更新をする広告を提供できる。その二つの主要製品である屏效宝と易信发は、リソース側とブランド側を別々に接続し、分散された画面リソースから統一されたバックエンド管理システムへアクセスし、さらに、プログラマブルメディアライブラリ、プロジェクト前データ分析、オンラインモニタリング、および投資後データモニタリングサービスも含まれている。

易售は、広告小売業向けの「入札価格広告」の形で行われ、オフラインのトラフィックを安価に入手するために、プラットフォーム内のプレースメントシナリオ、画面数、配達数などを自由に選択できる。異なるスクリーンでは、イージーセールでユーザーグループ、配送エリア、実用性のあるシーンにラベルを付けることができる。ブランドはオンデマンドで自己補充控除を提供できるため、オフライン広告の柔軟性を高めることもできる。

以前は、Baiduもマルチシナリオのオンラインとオフラインの統合マーケティングである「Baidu Poly Screen」を立ち上げ、迅速で柔軟なオフライン配信を実現したいと考えていた。このモデルが確立すれば、従来のオフライン広告メディアは再びシェアを取取り戻せるのだろうか?

この点で、易成(イ・チェン)氏はオフライン広告の市場が非常に大きいと信じている。伝統的な屋外メディアの広告予算は現在2,000億元であり、変換スペースは十分にある。さらに、易售は先駆けの利点を持っており、すでに40万の広告スクリーンリソースを得ている。このようなオフラインの「入札価格広告」はインターネットモデルのほうが多く、易售の中心メンバーはBATJなどインターネットの巨人から来ており、チームはこのモデルをより一層サポートしていくだろう。

展開していくためにはまず第一に、より多くのスクリーンを手に入れることである。従来のスクリーンの多くは交換サイクルに達しているので、易售はスクリーンメーカーとの協力、増えていく市場の獲得、さらに大規模なオフラインスクリーンの数が必要である。そして、相互作用の関連機能を高め、目立つだけでなく広告効果や改良にも注意を払う必要がある。

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