民間人工衛星メーカー「九天微星」:政府系ファンドから数十億円を調達

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小型衛星の全産業チェーンサービスを提供する「北京九天微星科技発展(Beijing Commsat Technology Development)」(以下「九天微星」)が、中国の政府系ファンド「中国互聯網投資基金(CHINA INTERNET INVESTMENT FUND;CIIF)」から数億元(数十億円)の戦略的資金を調達した。本ラウンドは九天微星にとって7度目の資金調達であり、CIIFは宇宙ビジネス分野の民間企業に初めて出資する。公開情報によると、CIIFはインターネット分野に特化したファンドで、中央サイバーセキュリティ情報化委員会事務局(中央網信弁)と財政部(日本の財務省に相当)が共同発起し、国務院の承認を経て設立された。

2015年に設立された九天微星は、衛星の研究開発および打ち上げ、地上ターミナルの開発、衛星通信業界向けのソリューション提供を基幹事業とする。2018年、同社が2度にわたり打ち上げた計8基の衛星は全て正常に動作しており、100キログラム級衛星の自社研究開発および軌道上の技術検証を民間企業として他社に先駆けて達成した。

2020年9月、九天微星は河北省唐山市でスマート衛星工場を着工した。この工場は中国で初めて国家発展改革委員会(NDRC)により建設が許可された民間の衛星生産工場であり、2021年中に完成、稼働を開始する見通しだ。そのほかに同社は現在、衛星ペイロード(搭載物)工場の設立に向けて準備作業を進めており、2021年中に四川省宜賓市で着工される見込みだ。

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