仏投資機関「ユーラゼオ」、スマートシティ向け2号ファンドで100億円超を調達

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仏投資機関「ユーラゼオ(Eurazeo)」が、スマートシティ・ベンチャーファンドの第2弾「Smart City Fund II」のファーストクローズを発表した。調達目標額2億ユーロ(約258億円)のうち既に8000万ユーロ(約103億円)を調達したという。この基金は将来性のある世界中のエネルギー、モビリティ、不動産テック、ロジスティクスのスタートアップへの投資に充てられる。

ユーラゼオは米国、EU諸国、中国、ASEAN諸国など世界各地の資本を最大限に活用し、都市・まちづくりにデジタルソリューションを提供したいという。

このスマートシティ・ベンチャーファンドは欧州やアジアのさまざまな業界から多くの投資家を引きつけた。自動車大手グループPSAと欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の合併で今年1月に誕生したばかりの「ステランティス(Stellantis)」、パリ交通公団(RATP)、仏石油大手「トタル(Total)」、仏大手電力会社「EDF」、タイ大手不動産開発業者「Sansiri」などのほか、ファミリーオフィスの参加も見られた。

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