ソーシャルCRMシステム開発の「六度人和」 、シリーズDで約16億円を調達

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中国トップクラスのCRM(顧客関係管理)システム「EC」を手掛ける「六度人和科技(Newdo Technology)」が、シリーズD1で約1億元(約16億円)を調達した。リード・インベスターは「至臨資本(GeniLink Capital)」、コ・インベスターは「青藍資本(JointForce Capital)」「紅十三投資(Red 13 Capital)」。六度人和は以前にも、「テンセント」、「用友(Yongyou)」、「賽富(SAIF Partners)」など著名投資機関から資金を調達している。またシリーズD2の資金調達も進んでおり、中国国内でのIPOに向けた準備も始まっている。

六度人和は中国で最も早いSaaSメーカーの1つで、2015年にソーシャルCRM(SCRM)製品をリリースした。SCRMが従来のCRMと違う点は、その主要機能が外部プロセスに向いており、ソーシャルメディアを通じて顧客との関係を維持し、企業のオープンソースマーケティング能力を強化していくところにある。六度人和は長年の研究と進歩により、セールスクラウド、マーケティングクラウド、カスタマーサービスクラウドによるクローズドループを形成した。

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