CESでイノベーション賞、3Dプリンターの「Snapmaker」がシリーズAで数億円を調達

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CESでイノベーション賞、3Dプリンターの「Snapmaker」がシリーズAで数億円を調達

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2021年2月末、「Snapmaker」ブランドで3Dプリンターを研究開発するデジタル製造ツールメーカー「快造科技(Snapmaker Technologies)」がシリーズAで数千万元(数億円)を調達した。リード・インベスターは「マトリックス・パートナーズ・チャイナ(経緯中国)」、コ・インベスターは「同創偉業(Cowin Capital)」。

Snapmakerは3Dプリンターの製造に注力しており、プロレベルの技術を初心者でも使えるよう取り組んでいる。同社の3Dプリンターは航空機グレードの高強度材料で作られており、オール金属製。モジュール構造を採用し、用途に応じて必要な機能をモジュール単位で組み替えることにより、1台に3Dプリント、レーザー彫刻、CNC(Computer Numerical Control:コンピュータ数値制御)彫刻の3機能を備えた卓上サイズのプロダクトだ。主力製品の「Snapmaker 2.0」は2020年に電子機器の業界向け見本市「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」でイノベーション賞を受賞した。

快造科技は、2016年8月に深圳で設立。過去にプレシリーズAで資金を調達しているほか、クラウドファンディングを2度実施。これまでに累計4万5000台を出荷しており、世界120以上の国と地域で販売している。

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