セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
生活関連サービス大手「美団(Meituan)」が同社アプリで「グループチャット」機能の内部テストを行った。グループチャットは店舗、注文、マーケティングに関するやり取りに限られると、美団は公式にコメントしている。またグループチャットでは、加盟店が対応するクーポンをユーザーに送信するための「紅包(ラッキーマネー)」機能も提供する。
現在、グループチャットは加盟店のみが管理を行っており、各加盟店はグループチャットの名称やグループアナウンスを設定することができるが、加盟店以外のメンバー情報をチェックすることはできない仕組みだ。
グループチャットのリリースは、美団にとってSNSルートにおける新たな試みの1つだ。EC、地域コミュニティ向け共同購入、ローカルライフサービスなど、事業展開が多様になるにつれ、美団が順調な事業運営を着実に維持するために、ユーザー、加盟店、そして自社プラットフォームを結び付けるSNSの必要性が大きく増している。
アリババ系ECのタオバオ(淘宝)などのように、ソーシャルECに注力することで事業の新たな成長分野としたい考えだ。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録