華為(Huawei)、2018年上半期の業績を発表。売上高は五年連続で10%増

華為は上半期に米国市場に参入することはできなかったが、それでも良好な成長を維持した。

今日、華為は2018年上半期の業績を発表した。事業毎の詳しいデータは開示されなかったが、華為の上半期の業績データは今までと同様に華やかなものだった。

2013年以降、華為の収益は五年連続で10%以上の成長率を維持しており、2016年には過去最大の増加率である40%に達した。 今年上半期の売上高は3,257億元(約5兆2,300億円)で、前年比15%増となり、前年同期と同水準となった。 営業利益率は14%で、前年度同期間での11%からさらに上昇し、2014年以来四年連続で10%を上回る結果となった。

携帯電話業界全体が不振であるにも関わらず、華為は依然として良好な成長を維持している。

華為は今までコミュニケーションサービスに依存していたが、コンシューマー事業はもう一つのコアビジネスになり始めている。 昨年の年次報告書によると、華為の通信キャリア事業は2017年に初めて50%を下回ったが、一方、コンシューマー事業の収益は年々増加、総収益の約40%に達し、去年と比較した場合、2017年の総収入に対しての割合は5%近く増加した。

余承東(リチャード・ユー)氏は、7月18日現在、華為の2018年の携帯電話の出荷台数が1億台を超えたことを発表した。 余承東氏は、華為携帯電話の2018年の年間目標は、出荷台数2億台に達することであると述べた。

また、Trendforce社は今年第2四半期に、華為のグローバル携帯電話出荷台数がAppleを上回り、世界第二位の携帯電話メーカーになると予測した。

海外では、米国市場に参入することができていないが、華為 P20シリーズは海外市場で成功を記録し、最も人気の高いハイエンド機の一つになっている。

昨年の後半から、栄耀(Honor)は海外市場で独立したブランドとモデルとして管理されるようになった。今年5月、栄耀10はロンドンでリリースされ、同じ日に(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン)西ヨーロッパの5カ国で同時発売された。欧州市場を固め続けており、さらに最近では、コロンビア、メキシコなどのラテンアメリカの市場にも参入した。

同時に、中国市場における華為の携帯電話市場シェアもさらに拡大し続けている。市場調査会社Canalysのデータによると、華為社の中国での市場シェアは27%に達し、2011年の中国のスマートフォンメーカー第2四半期以来最大のシェアである。

賽諾中国のデータによると、今年度前半、中国での(華為社と栄耀、二つのブランドを含む)華為社の携帯電話出荷台数は5,890万台で二位OPPOの3,813万台をはるかに上回っている。売上高では、アップルの1,727億元に次ぐ1,165億元で第二位にランクインしており、OVと小米(Xiaomi)よりもはるか上位に位置している。

特に注目したいのは、華為と栄耀の出荷数と販売数は、どちらのブランドも国内市場のトップ5に入り、小米を上回っており、中国の主流携帯電話メーカーの最も成功したデュアルブランドドライブになったことである。

通信キャリア事業の面では、5G業務化が実現する日が近づいてきており、それは華為に新たなチャンスをもたらすことになる。 IHS Markitのデータによると、2017年以降、華為はEricssonを上回り、世界最大のネットワーク機器サプライヤーとなっている。 現在、華為は韓国の5G機器市場でSamsungと競い合っている。

華為は、今年の上海MWCで5Gにおける明確なタイムラインを発表した。今年9月30日、非独立系ネットワーキング(NSA:Non-Independent Networking)を ベースとした5G商業ネットワークソリューションが全面的に開始される。2019年3月30日に、独立系ネットワーキング(SA)に基づく5G商用システムを開始する。 また、5G対応キリンチップは2019年に発売され、5Gスマートフォンは2019年6月に発売される予定である。

全体的に、上半期における華為の業績は順調に伸びている。華為の携帯電話2億台の出荷台数と華為の5G対応を達成できるかどうかは、下半期の市場における焦点になるだろう。2017年、 華為の端末事業は成長率全体の70%を占めた。携帯電話事業の業績は華為の通年業績に大きく影響している。

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