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スポーツブランドOEMの「華利股份」が、中国証券監督管理委員会の審査を通過し、数少ないアパレルA株OEM(相手先ブランド名製造)メーカーとなった。
2019年、華利股份のシューズ生産量は1億8000万足を超えた。1億足以上の生産量を持つスポーツ靴専門メーカーは世界でも数少ない。2020年上半期には、世界大手5社(ナイキ、VFコーポレーション、デッカーズ、プーマ、コロンビア・スポーツウェア)への売上高が、全体の89.47%を占めた。
2020年、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、華利股份の売上高は139億3100万元(約2331億円)と、前年より8.14%減少したが、経常外損益を除く純利益は、前年比7.27%増の18億7600万元(約313億円)に達した。
華利股份は台湾の実業家・張聡淵氏のファミリー企業で、本社を広東省中山市に、工場の多くをベトナム北部に置く。目論見書には「中山に管理、開発、設計センター、香港と中山に貿易センター、ベトナム、中国、ミャンマー、ドミニカに製造加工センターを置く」と書かれている。
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