スズキ、長安鈴木の持ち分を合弁先に1元で売却。中国から完全撤退

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スズキ、長安鈴木の持ち分を合弁先に1元で売却。中国から完全撤退

作价1元售出股权,“小车之王”铃木正式退出中国市场

号称“小车之王”的铃木汽车退出中国市场的消息终于靴子落地。

9月4日,长安汽车与日本铃木及铃木中国正式达成协议,长安汽车以1元人民币现金,收购日本铃木及铃木中国分别持有的合资公司40%股权和10%股权,这标志着进入中国34年的铃木汽车正式退出中国市场。

作价1元售出股权,“小车之王”铃木正式退出中国市场

9月4日,长安铃木在官网发布声明

其实早在2016年,网上就曾盛传“长安铃木将撤销技术中心,铃木或将撤资”的消息,后来长安铃木发布官方声明,表示股东双方对长安铃木的发展进行积极讨论,未正面否认退出传闻。

铃木在国内共有两家合资企业,分别是昌河铃木和长安铃木。今年6月15日,昌河铃木在官网发布公告,宣布公司从“江西昌河铃木汽车有限责任公司”变更为“江西昌河汽车有限责任公司全资子公司”,这意味着铃木正式从昌河铃木完全撤资。

接着长安铃木方面再次传来消息:铃木汽车正开始与长安汽车就解除合资关系进行谈判,铃木或将从中国汽车市场完全退出。此前日本NHK就报道,由于销量下滑,铃木或将集中资源在印度市场,因为目前铃木在印度还占据较大比例的市场份额。

重庆长安铃木汽车有限公司创建于1993年5月,由三方持股,长安占股50%,日本铃木株式会社占40%,铃木(中国)投资有限公司占10%。官方资料显示,长安铃木现有两座工厂,3400名员工,均位于重庆市巴南区。根据公开报道显示,两座工厂现有产能为35万辆车/年。

铃木是最早进入中国市场的日本车企,1984 年正式进入后,铃木曾一度辉煌过。以经济型小车的优势深入中国市场,上世纪90年代上市的奥拓作为畅销车型,30多年销量累计1000多万辆。

但是,自2011年达到22万辆的历史顶峰后,长安铃木的销量就一直处于下滑状态。据统计,2017年长安铃木全年销量为8.3万辆,同比大减27%,2018年1至7月,长安铃木乘用车销量仅2.6万辆,同比下降47.3%。

作价1元售出股权,“小车之王”铃木正式退出中国市场

2011-2017年铃木/长安铃木销量 图片来源:搜狐汽车

随着消费升级及中国市场变化巨大竞争激烈下,铃木一直奉行的“精品小车”战略定位优势不再,小型车在中国市场风靡的热度已过,铃木旗下小型低价SUV已经无法满足当下中国汽车消费升级的需求。

另外,在国内如火如荼的新能源汽车赛道上,这个深谙低价车市场调性的品牌却没能生产出得力的新能源产品。9月3日,工信部官网列出的停产1年及以上未生产新能源产品名单中,长安铃木赫然在列。在新能源汽车市场上的缺位,加上新车引入缓慢,铃木在华的发展每况愈下。

2012年铃木汽车就曾因在美新车销量持续下滑,在经营28年后退出美国市场,此次退出中国市场也表明,中国消费者的需求正在生变。消费者受市场教育理念升级,国内造车领域的淘汰局已经出现,此后的国内汽车市场的竞争局面只会更残酷。

据悉,本次收购完成后,长安铃木将继续经营,铃木将继续向长安铃木提供生产许可,铃木品牌的销售、售后等服务活动将持续开展,以后长安铃木或将通过获得授权的形式,继续在国内引入铃木新产品。

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長安汽車とスズキは4日、合弁で設立した重慶長安鈴木の株式のスズキ持ち分(50%)を、長安汽車が1元(約16円)で買い取ることで合意した。1984年に中国に進出したスズキは、中国から完全に撤退する。

長安鈴木はスズキ撤退後も同社からライセンスを受け、スズキブランドの自動車の販売や、アフターサービスを続ける。

長安鈴木は2カ所の工場を持ち、従業員数3400人。工場の年間生産能力は35万台。

スズキは中国に、昌河鈴木と長安鈴木の2社の合弁会社を保有していた。今年6月、昌河鈴木は社名を「江西昌河鈴木汽車」から「江西昌河汽車」に変更すると発表。つまりスズキは昌河鈴木の経営から手を引いた。

その後、「スズキと長安汽車も、合弁解除の方向で交渉している」と伝えられていた。日本の報道によると、スズキは経営資源をシェアがより大きいインド市場に集中するという。

スズキは中国市場に最も早く進出した日本自動車メーカーで、1990年代にはアルトが大人気となった。30数年の累計販売台数は1000万台を超える。

しかし、2011年の22万台をピークに、長安鈴木の販売台数は減少を続け、2017年の販売台数は前年比27%減の8万3000台にとどまった。

中国の市場の変化と競争激化で、スズキの小型車は徐々に競争力を失い、小型で低価格のSUV車も、ニーズを十分に取り込めなかった。

(翻訳・浦上早苗)

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