京東が配車サービス参戦? 滴滴の独占市場、美団に続く

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京東が配車サービス参戦? 滴滴の独占市場、美団に続く

美团打车已不再攻城扎寨,为何京东还要趟网约车的“浑水”?

对于部分玩家而言,网约车像是一座围城:外面的人想进去,里面的人想出来。尤其是在滴滴顺风车事故频发的多事之秋。

美团打车的动态始于今年3月21日,在南京试点一年后,美团打车正式登陆上海。但上海站之后,美团没有再开新城。36氪曾在北京搭乘滴滴快车时,询问过多位滴滴司机对于美团打车进驻北京的期许,得到的答案是一致的——希望能快点来。

不过如今看来,美团打车已不太可能继续开拓新的城池。根据美团今日更新的招股书显示,美团正在评估网约车服务可能为平台带来的协同价值。基于目前的市场情况,预期不会进一步拓展此项服务。

换句话说,美团打车以后可能都只在南京和上海两座城市运营,不再继续开新城。

考虑到此前美团打车“上海之战”的烧钱情况,以及滴滴顺风车事件后公众对网约车的舆论,美团此时选择止步网约车,不失为一个明智的选择。当下的市场环境确实不利于网约车的业务发展。

然而,美团退出,京东却打算入局。

根据天眼查信息显示,京东子公司“江苏京东信息技术有限公司”最近更新了工商资料,在经营范围一栏新增了“网络预约出租车经营”等业务。而此前,该公司的经营范围为道路普通货物运输等。注册资本不变,依然为2000万元。

于是,业内纷纷开始猜测,京东也要做网约车了。

主攻电商业务的京东,看似与网约车八竿子打不着。但从其成熟的物流体系来考虑,京东做网约车也不是不可能。江苏京东信息技术有限公司,正是京东集团旗下的快递业务主体。

与美团相似,京东在物流派送末端也有自己的快递员网络。从技术层面来讲,网约车与物流配送解决的问题很类似:如何在司机或快递员有限的情况下,在更短时间内准确完成订单。这个订单之于网约车是将乘客送往目的地,之于快递员则是将快递送达消费者手中。

再从物流配送跨界出行的商业逻辑来看,物流的本质是运输,网约车则是这一服务网络的延展。简而言之,从送快递到送乘客,其中的转变仅仅是将“运送货”变成“运送人”。这与美团当初入局打车的逻辑是相通的。

分析人士认为,根据京东物流目前的车辆资源,其网约车业务应该是“货运版滴滴”,要做车货匹配信息平台。类似于满帮、快狗、货拉拉的业务模式。

但也有投资人对36氪分析称,京东子公司只是增加了经营范围,并没有实际运行业务,或许只是以备不时之需,未必代表着日后一定会做网约车业务。

值得注意的是,接连发生空姐事件和乐清女孩事件后,滴滴不得不收缩战线、放缓急剧扩张的资本步伐。在这期间,网约车市场时时刻刻都在发生变局:市场观望者趋多,即有玩家或崛起、或退出。未来,还将迎来更多入局者和破局者。

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美団点評(Meituan Dianping)の新規事業である配車サービス美団打車(メイトゥアン・ダーチャー)は、南京での1年間に及ぶテストを経て3月21日に上海で正式にローンチしたが、その後は新たな都市に進出していない。
美団打車がIPOのために9月4日に更新した目論見書は、配車サービスが同社のプラットフォームに与える価値を再評価している最中としており、配車サービスをさらに拡大する気はなさそうだ。美団打車は南京と上海止まり、ということになる。

配車サービス最大手滴滴出行(DiDi Chuxing)とのシェアの奪い合い、「上海の戦」での資金の使いっぷりに加え、滴滴が起こした不祥事で悪化した世論を前にして、美団がここで歩みを止めるのは賢明な選択だろう。確かに、現在の環境は配車サービス事業の発展には不利である。

ところが、京東集団(ジンドン、JD.com) は、この市場へ参入しようとしている。

天眼査の情報によると、京東の子会社である「江蘇京東信息技術有限公司」が「配車サービス等の業務」を定款の事業目的に付け加えた。そこで、「京東も配車サービスを始めるのではないか」という憶測が業界内に飛び始めた。

Eコマースを主力とする京東は、配車サービスとは関連が薄い。だが、その成熟した物流システムを考慮すると、京東にとって参入は不可能ではない。「江蘇京東信息技術有限公司」は、京東のスピード配送業務の中核を担っている。

美団と同様、京東も「ラスト1マイル」まで自前の配送スタッフを擁している。技術の面でも、配車サービスと物流配送が解決してきた問題はよく似ている。限られたドライバーや配送スタッフで、いかにして、より短時間で正確に注文をこなすか、ということだ。配車サービスの「配送」は乗客を目的地に届けることであり、物流配送の「配送」は荷物を顧客に届けることである。

ロジスティックスの視点で見ると、物流の本質は輸送であり、配車サービスはその延長線上にある。運ぶ対象が「モノ」から「ヒト」に変わるにすぎない。美団が配車サービスに参入した時のロジックに通じることである。

京東が所有している車輌の種類や台数から、「京東の配車サービスは貨物版『滴滴』になるだろう」と分析するアナリストもいる。つまり、満帮、快狗、貨拉拉のビジネスモデルと同じような、貨物のマッチング・プラットフォームになるということだ。

一方、「京東は、将来の備えとして経営範囲に一項目を加えたにすぎない。すぐにサービスが提供されるとは限らない」という見方もある。

滴滴は不祥事の連続で急拡大路線を修正せざるを得なくなっており、この間にも配車サービス業界は刻々と変化している。プレイヤーの参入と撤退はこれからも続くだろう。

著者:曹倩(2018-09-04)

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