眼鏡業界のZARA「LOHO」が110億円調達。中国で400店舗展開

眼鏡ブランドのLOHOはこのほど、Cラウンドで大鉦資本から1億ドル(約110億円)を調達した。資金はサプライチェーンの構築とブランドのプロモーションに投じる。

LOHOの創業者黄心仲CEOは36Krに対し、「サプライチェーンの構築から始めて、現段階で自社の競争力を確保した。今後は商品開発やブランド力強化に重点を置く」と述べた。

2012年に創業したLOHOは「EC+ファッション」にポジションを取ってきた。同時に実店舗も展開し、体験型サービスにも力を入れている。

黄心仲CEOは、「店舗だけの展開なら、これまでの眼鏡チェーンと変わらず、効率の最大化はできない。創業当初、我々はインターネット検索対策を強化し、その後SNSのクチコミを広げることで、低コストでの顧客獲得を図っている」と説明した。

LOHOは現在、北京、上海、広州、深セン、南京、重慶、成都、長沙など全国100都市以上で、ショッピングモールを中心に直営店舗を400店舗超展開する。

消費者は眼鏡に機能性だけでなく、審美性を求めるようになっている。LOHOはコストパフォーマンスとファッション性で商機をつかんだ。

眼鏡は買い替え頻度の比較的低い商品だ。LOHOは、商品価格を低めに設定し、購入の障壁を下げるとともに、デザイン性を高めて眼鏡の買い替えを促した。

LOHOは新商品開発から20日で発売する体制を整え、市場ニーズに迅速に対応する。黄心仲CEOによると、LOHOの顧客は平均9か月で眼鏡を買い替える。現在、会員数は250万人で、リピート率は40%に上る。

LOHOはファストファッションのZARAをベンチマークとしているが、眼鏡はアパレル商品に比べ、品質の重要性が高い。同社はデザインや開発体制をさらに強化し、顧客満足度を高める考え。

(翻訳・浦上早苗)

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