自動運転センシング技術の「MINIEYE」が資金調達 自動駐車に注力

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自動運転センシングシステムの研究開発を行う「MINIEYE(深圳佑駕創新科技/Shenzhen Youjia Innov Tech)」が、シリーズD1で資金を調達した。調達金額は公表されていない。同社は2020年10月、シリーズCで2億7000万元(約46億円)を調達している。

2013年に設立されたMINIEYEは、「走行」と「駐車」の両方のシーンに応用できる量産可能な自動運転技術および製品の研究開発を行っている。

走行シーンについては、同社はレベル2以上およびそれ以下のレベルのADAS(:先進運転支援システム)ソリューションやDMS(ドライバー監視システム)、OMS(乗員監視システム)、車内インタラクションなどの機能を提供し、駐車シーンについては、APA(高度駐車アシスト)システムやAVP(自動バレーパーキング)システムを提供している。

創業者兼CEOの劉国清氏によると、今年の上半期に同社が納入したADAS製品は前年同期比245%増となる23万台にのぼり、今年末には50万台に達する見込みだという。

現在、同分野においては「Mobileye(モービルアイ)」「Momenta(モメンタ)」「Freetech Intelligent System(福瑞泰克智能系統)」、「縦目科技(ZongMu Technology)」など中国国内外の数多くの企業が似通ったソリューションを提供しているほか、ファーウェイ(華為技術)やドローン最大手の「DJI(大疆創新)」などもスマートドライビング技術の一次サプライヤーとして自動車業界への参入を果たしている。

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