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【新華社パリ9月26日】中国鉄道車両大手、中国中車(CRRC)傘下の電気自動車(EV)メーカー、中車時代電動汽車が製造した自動運転バスがこのほど、フランス・パリで公道での実証実験を開始した。
実証実験はパリ交通公団(RATP)が運営するバス路線、393号路線の一部区間で実施される。片道約6キロで途中に停留所が10カ所、信号が26カ所あり、所要時間は約40分となっている。
中国中車EV自動運転技術部の彭之川部長によると、フランスでの実証実験に用いられる車両は電気バス「新巴客」都市シリーズのC12AIで、2020年に設計が完了した。全長約12メートルで、自動運転や電力制御、インテリジェント・コネクテッド技術を搭載し、人・車・道路間の動態的かつリアルタイムでの情報交換を全面的に実現することができる。
RATPで自動運転プロジェクトのトップを務めるベンジャミン・ジョリビエール氏は今回の実証実験について、非常に積極的な成果をあげていると評価した。
中国中車の協力パートナー、仏クレメント・バイヤードのクリステル・タン総裁は、中国からバスを輸入して販売することにより、中国の技術がフランス市場に進出し、適応することを支援すると強調した。
実証実験と同型の自動運転バスは、2022年秋にフランスで乗客を乗せた走行を実現するとみられる。
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