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【新華社北京10月5日】国際環境NGOグリーンピースはこのほど、独フォルクスワーゲン(VW)、韓国の現代・起亜(ヒュンダイ・キア)、日本のトヨタ、ホンダの自動車世界大手4社の中国、米国、欧州連合(EU)における二酸化炭素(CO2)排出上限値の達成状況をまとめたリポートを発表した。4社の中国における未達成状況はEUや米国を上回った。
中国は現時点で、乗用車メーカーに対しCO2排出基準を明確に規定していないため、リポートは中国の各乗用車メーカーの平均燃料消費基準達成値を燃料の経済性とCO2転換係数に転換し排出上限値を設定した。
リポートは、販売台数や市場カバー率、ブランド影響力などの総合的評価に基づき、4社の中国での平均燃料消費量達成状況(2016~20年)、EUでの乗用車CO2排出基準達成状況(2016~19年)、米国での軽自動車温室効果ガス排出基準達成状況(2017~19年)のデータを整理し、4社の3地域での排出状況と影響要素をまとめた。
4社のうち、16~20年に中国での基準未達成が最も多かったのはトヨタで5回、ホンダとヒュンダイ・キアは3回、VWは2回だった。4社の中国合弁企業9社のうち、7社は16年に乗用車企業の燃料消費基準を達成したが、20年はいずれも未達成だった。これは自動車メーカーの燃料効率が、厳格化が続く中国の基準に追い付いていないことを示している。
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