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中国スマートフォン大手「Honor」は11日夜、最新機種Honor50のグローバル版にグーグルのモバイルサービス(Google Mobile Servece)と搭載すると発表した。
これまでGoogleなどと協議したりテストを受けていることを明らかにしていたが、合意に達したようだ。
HONOR has succeeded in confirming cooperation with a number of supplier partners in the early stage. #HONOR50 series will be equipped with Google Mobile Services, which will provide a more comprehensive application environment and extraordinary mobile experience to our customers. pic.twitter.com/rAhByQVAlx
— HONOR (@Honorglobal) October 11, 2021
Honorは中国通信大手ファーウェイのサブブランドで、低中価格帯の端末を手掛けていた。2019年5月以降の米国の輸出規制でスマホ生産・販売が著しく制約されたファーウェイは2020年11月、販売代理店が設立した新会社にHonorブランドを売却すると発表した。
ファーウェイから切り離されたHonorは規制を避けることができ、調査会社などによると最近ではvivo、OPPO、シャオミに次いで中国で4位のシェアを獲得していた。ただし、分社前にグーグルのサービスが使えなくなっていたため、海外での売り上げは「ほとんどゼロ」(趙明CEO)に落ちており、グローバルの販売回復にはGMSの搭載が最優先課題だった。
(36Kr Japan編集部)
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