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PCメーカー大手のレノボ・グループ(聯想集団)が10月8日夜、上海証券取引所のハイテク企業向け市場「科創板(スター・マーケット)」への上場申請を取り下げた。同社は科創板に中国預託証券(CDR)の発行を通じての上場を計画していた。
香港証券取引所に上場しているレノボが同取引所を通じて出した公告によると、上場申請資料の提出後、会社の事業規模や複雑さのため、目論見書に記載されている財務情報の有効性が申請の審査中に失効する可能性があったという。また、上場に関連した最新の状況など、関連する資本市場の状況なども鑑みて慎重に検討した結果、上場申請の取り下げを決定したとのこと。
レノボは、科創板への上場申請の取り下げが同社の財務状況に悪影響を及ぼすことはないとしている。
これを受け、11日の香港株式市場で同社の株価は17%以上下落して始まり、時価総額は900億香港ドル(1兆3110億円)を下回った。
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