火鍋ブームで注目の四川スイーツ。専門店が東京にオープン【中華ビジネス戦記】

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こんにちは、東京で中華を食べる人です。10月に高田馬場に僕が大好きな中華スイーツ、冰粉(ビンフェン)の専門店がオープンしたと聞き、早速行ってきました!以前は西早稲田の甘露に行かないと食べられなかった冰粉(夏限定)が、最近では火鍋店の増殖に伴い食後のデザートで食べれるお店が増えてきています。いやしかし、冰粉の専門店ができるとはさすが高田馬場。

場所は高田馬場、早稲田口から徒歩3分。神田川の近くで中華料理店はあまりないエリア。

外観はタピオカ店と似た感じ。店内は小さくて4席しかないので、テイクアウトがメインになりそうだ。

冰粉とはなんぞやという方はこちら。

オオセンリという植物の種を揉んで作られるゼリー状の食べ物で、四川や重慶でよく食べられている中華スイーツだ。さっぱりしているのでタピオカよりも食べやすく、中国では火鍋を食べた後のデザートとして食べることが多い。

右にいるのが店長の劉さん

店長の劉さんによれば、中国では近年人気がある冰粉だが日本では食べれるお店もまだ少なく、専門店はなかったので挑戦してみたかったそうだ。

メニューはこちら。劉さんのイチオシはフルーツビンフェンと、黒糖もちもちビンフェン。今回はフルーツビンフェンを注文。(黒糖もちもちとは、糍粑という四川スイーツのことで、信玄餅のようなきな粉餅に近いデザートだ。)

楽冰粉ではオオセンリの粉から手作りで冰粉を作っていて、添加物を使っていないので健康的だという。

テイクアウト専門のドリンクスタンドだとタピオカに頼りがちになってしまうが、楽冰粉のドリンクは冰粉が入ったミルクティーやフルーツティーだけだった。

5分ほどでフルーツビンフェンが到着!

ドラゴンフルーツ、キウイ、マンゴー、芋圓、ナッツなどさまざまな具材が入っていて華やかな見た目。

よくかき混ぜて食べる。甘さも選べて、今回は普通にしたが、結構さっぱりしていてちょうどいい甘さ。シメにちょうどいい感じだ。テイクアウトの際はドリンクカップに入れてくれるらしい。

ちょうど席が空いていたので店内で食べていたら、中国人のお客さん2人がきて、冰粉を4つも注文していたのでびっくりした。中国版InstagramのRed(小紅書)での宣伝効果もあって、オープンからの売り上げはまずまずのよう。

どちらかといえば夏のスイーツのイメージがある冰粉だが、これから寒くなっていく東京でネクストタピオカとして戦っていけるのか注目だ。

10月末までは100円引きだそうです!

人気ブログ「東京で中華を食らう」の投稿から転載しています

阿生:東京で中華を食べ歩く26歳会社員。早稲田大学在学中に上海・復旦大学に1年間留学し、現地中華にはまる。現在はIT企業に勤める傍ら都内に新しくオープンした中華を食べ歩いている。Twitter:iam_asheng

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