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【新華社北京11月1日】韓国の自動車大手、現代自動車グループはこのほど、先進デジタル技術の研究開発(R&D)を手掛ける「中国前瞻数字研発中心」を中国の上海市に発足させた。中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ)の自動運転プラットフォーム「Apollo(アポロ)」と連携した自動駐車技術やインテリジェントコックピットも初公開した。
中国事業を統括する李光国(イ・グァングク)氏によると、現代自動車グループが先進デジタル技術のR&Dセンターを海外に設立するのは今回が初めて。これに先立ち、2013年に「現代自動車・起亜中国R&Dセンター」を山東省煙台市に設立している。
今回公開された百度の自動駐車システム「アポロ・バレーパーキング(AVP)」を搭載した新型電気自動車(EV)「IONIQ(アイオニック)5」は、人が操作しない「レベル4」の自動駐車を実現した。ドライバーが地下駐車場の入り口に停車させると、自動で駐車場に進入し、階を移動しながら空いているスペースに自動で駐車する。
百度と共同開発したインテリジェントコックピット「インテリジェント・コネクティビティーシステム3.0」は、百度の音声認識システム「DuerOS」に対応し、経路や娯楽・情報サービスの案内を会話式オペレーションで利用できる。
同グループの関係者は、今回のR&Dセンター新設で百度など中国の大手テクノロジー企業との提携がいっそう緊密になるとの見解を示している。
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