オンライン早期教育「IVY DAD」がシリーズAで約8億円を調達

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オンライン早期教育「IVY DAD」がシリーズAで約8億円を調達

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WeChatパブリックアカウントを用いて早期教育を展開する「常青藤爸爸(IVY DAD)」はシリーズAで5000万元(約8億円)を源星資本(V Star Capital)から調達した。今回の資金は主にマーケティングとカリキュラム及びシステムの構築に使われる。IVY DADは、主に0~6歳の子供に対して、親子で取り組む早期教育プログラムと商品を提供。WeChatのパブリックアカウント「IVY DAD」を入り口にして、主に家庭教育メディアコンテンツ、「英語+国語」バイリンガル教育カリキュラム、E-コマース、出版物の4種類が販売されている。

IVY DADの最大の強みは、「エリート&秀才パパ」という意味のブランド「精英学爸」とオリジナルコンテンツの制作力の二点にある。

IVY DADのモデルは創始者の黄任氏本人である。黄任氏はアイビーリーグのイェール大学を卒業後にMBAを取得後、さらにハーバード大学で教育学修士号を取得した。2015年初め、黄任氏は我が子の成長を見守るため、ゴールドマン・サックスの執行役員を辞して、自宅で「IVY DAD」のパブリックアカウントを創設し、科学的育児とバイリンガル教育の方法論を打ち出した。

その後、わずか3年間で新中間層のホワイトカラーの母親を中心に、のべ100万人を超えるフォロワーが集まった。

このブランド名のおかげで、低コストで集客でき、育児アイデアと育児グッズの紹介などによる高い収益性も確保できている。

IVY DADの有料カリキュラムのコンテンツは全てオリジナル。「国語(中国語)+英語」をはじめ、情操教育、音楽、科学など一般教育コンテンツを網羅しており、客単価は48元から699元(約783円から11400円)である。

カリキュラムは体系的に設計されている。内容は児童心理学や認知科学に基づいて制作され、指導方法は「自然習得」を強調している。英語教育カリキュラムを例にとると、子供の年齢と目標に応じて6段階に分かれており、各段階ごとにトレーニングの内容や指導方法、科学的根拠などが示される。中国の家庭に適した英語教育のガイドブックとなっているのだ。

IVY DADの有料ユーザー総数は10万人を超えており、そのうち2万人は有料カリキュラムの受講者である。今年のカリキュラムの売り上げは約3000万元(約4.9億円)で、E-コマースの売上げは6000万元(約9.8億円)。今年末には、同社の売り上げは1億元(約16億円)を超え、100%以上の伸びになるると予測されている。

今回の投資の目論見について、源星資本パートナーの蘇欣氏は「消費者が階層化したことが教育ニーズに変化をもたらし、多くのユーザーがコストパフォーマンス重視から、教育サービスの品質重視に変化している」と指摘。IVY DADのユーザーはオンライン教育界の新たな力だ。彼らは高品質の教育製品に対する需要が旺盛で、IVY DADに大きな可能性をもたらしている。創始者黄任氏と彼のチームの力は、ブランドイメージを確実に人々の心に根付かせた。

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