包装資材などのパッケージ関連ソリューションを提供するインドのスタートアップ企業「Bizongo」が、シリーズDで1億900万ドル（約123億円）を調達した。リードインベスターは「Tiger Global」で、同シリーズを経てBizongoの評価額は5億7000万ドル（約648億円）に達した。印テックメディア「Inc42」が報じた。

Bizongoは2015年に設立された。EC（電子商取引）、小売、飲食店、ホテル、物流および食品・飲料などの業界の事業者向けに産業用パッケージ関連用品を提供するほか、独自のプラットフォームを通じて、法人顧客にサプライチェーンのデジタル管理や自動化および、サプライチェーンファイナンスなどの調達支援ソリューションを提供している。

現在同社は、ウォルマート傘下の「Flipkart」、インド最大財閥・タタグループ傘下の「Tata Cliq」などのEC大手のほか、上場を控えた物流スタートアップ「Ecom Express」などのブランドとも提携している。