中国の美術館・博物館が「AI時代」へ ロボットガイドやAI音声解説を導入
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人工知能(AI)技術の応用が進むにつれ、中国の美術館や博物館も「AI時代」を迎えている。
今年の春節(旧正月)に上海市歴史博物館を訪れた国内外の人たちは、エンボディドAI(身体性を持つ人工知能)によるガイドサービスを体験した。同じく上海の浦東美術館では、IT大手の字節跳動(バイトダンス)が開発したAIアプリ「豆包(doubao)」がピカソ展の音声ガイドの役割を果たした。
中国の美術館・博物館がAI時代に 様変わりする展示解説XxjjpbJ000073_20260310_CBPFN0A001890-scaled.jpg)
浦東美術館で、スマートフォンアプリを使い展示を鑑賞
上海市歴史博物館のエンボディドAI「歴小博(リーシャオボー)」は、博物館の解説サービス用では中国初となる車輪型移動ロボット。80分と40分の2種類のバージョンがあり、全行程を解説する能力を持つ。観客に付き添いながら主要展示ポイントで自動停止して解説することもできる。
浦東美術館では、河北省から来た李言旭さんが、AIの助けを借りながら2時間かけて展示を鑑賞した。李さんは「『豆包』は解説するだけでなく、とてもユーモラスで、1人での鑑賞も寂しくなかった」と話した。
浦東美術館の李旻坤董事長は、同館が「豆包」を「公式AI解説員」として正式に採用したと説明。「AIガイドはパーソナライズされたサービスを提供できる一方で、審美感や感情面でまだ課題がある」と語った。【新華社上海】