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中華料理に特化したデリバリープラットフォームの「HungryPanda(熊猫外売)」が、同業の豪「EASI」を5000万豪ドル(約41億6000万円)で買収した。 今後、両社は技術や配送のリソースを統合していく予定だ。
2017年に英国で設立されたHungryPandaは、在外中国人(華人)や留学生、海外旅行者などに向け、中国料理のデリバリーサービスプラットフォームを運営している。公式データによると、同サービスの登録者数は350万人を超え、毎日10万人以上の中国人ユーザー、6万の加盟店にサービスを提供し、4万人の配送ドライバーが活躍しているという。米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国、フランス、イタリア、日本、韓国、シンガポールの10カ国、60都市以上で事業を展開している。先日、シリーズDで1億3000万ドル(約150億円)を調達したことも発表した。
一方EASIは、メルボルンに本社を置き、オーストラリアと北米で展開する、中国人向けデリバリープラットフォームだ。フードデリバリーのほか、旅行、レジャー、オンラインスーパー、スマートキャッシャーなど、地域密着型の生活関連サービスを在外中国人向けに提供している。現在、オーストラリア、ニュージーランド、米国、カナダ、英国、日本、マレーシアなど、7カ国30都市、2万5000店以上のレストランが加盟している。
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