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【新華社北京1月17日】英調査会社プレキンがこのほど発表したデータによると、中国のスタートアップ企業へのベンチャーキャピタル(VC)による投資は2021年、5300社以上への1290億ドル(1ドル=約114円)に上り、これまで最高だった2018年の1150億ドルを上回った。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルがプレキンのデータを引用して掲載した記事によると、中国へのVC投資額はこの2年で大幅に増加し、21年の投資額は19年の2倍以上になった。
同記事によると、VC投資はこれまで電子商取引(EC)などの業界に集中していたが、21年は半導体やバイオテクノロジー、情報技術などの分野が中心となった。
中国ベンチャーキャピタル大手、啓明創投(Qiming Venture Partners)のゲイリー・リーシェル氏は、半導体や先進製造、企業用ソフトウエア、さらにあらゆるデータに関わるスタートアップ企業はいずれも成熟した投資分野だとし、5年前はインターネット消費分野への投資が同社の投資の50%近くを占めていたが現在は15%に縮小、チップや企業用ソフトウエア、医療・衛生などの中核技術分野への投資が主体になっていると述べた。
プレキンのデータによると、中国の年間VC投資額は15年に初めて500億ドルを突破、それ以降一貫して500億ドル以上の高水準を保っている。
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