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キリンホールディングス(HD)は16日、中国政府系コングロマリット「華潤集団(China Resources)」と手掛けてきた清涼飲料の合弁事業を解消し、同社と設立した合弁会社の持ち株全てを中国の投資ファンドに売却すると発表した。売却価格は約1150億円。
合弁を解消する「華潤麒麟飲料」は2011年、キリンホールディングスが4割、華潤集団(China Resources)が6割を出資して設立した。
キリンホールディングスは中国での清涼飲料の製造事業から撤退するが、紅茶飲料「午後の紅茶」やコーヒー飲料「 FIRE(ファイア)」などの販売は継続するという。
同社は海外戦略の見直しを進めており、ミャンマーでのビール事業から撤退することを発表したばかりだ。今回の合弁解消で得た資金は、高収益が見込まれるクラフトビール事業や健康関連事業に充てる方針だとみられる。
(36Kr Japan編集部)
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