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【新華社北京2月21日】中国インターネット検索大手の百度(バイドゥ)は17日、自動運転プラットフォーム「Apollo(アポロ)」の自動運転配車サービスプラットフォーム「蘿卜快跑(Luobo Kuaipao)」を広東省深圳市南山区に本格的に導入し、市民向けの自動運転実証実験サービスの提供を始めた。同プラットフォームはこれで、一線都市(北京・上海・広州・深圳)へのサービスのフルカバーを達成した。
常設実証実験の開始後、深圳のユーザーは「蘿卜快跑」アプリを通じ自動運転サービスを体験できる。まずは50カ所近くの停留所を設け、午前9時から午後5時まで運営する。
同サービスの運行路線は深圳湾万象城、保利文化広場、人材公園などの市街地をカバーし、周辺の居住エリアや商業エリア、レジャー文化エリアなどへの人工知能(AI)を応用したモビリティーサービスを提供する。路線はさらに拡大され、サービス対象エリアの停留所は年内に300カ所以上に増える見通しだ。
南山区は深圳さらには粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)のイノベーション拠点とされ、開放的な政策環境と整備された道路網テスト環境を有し、蘿卜快跑のスピーディーな導入と自動運転技術の進歩に好条件を創出している。バイドゥアポロの試験走行距離は現時点で2100万キロを超え、蘿卜快跑は北京、上海、広州、深圳、重慶、長沙、滄州の7都市で一般客を乗せての自動運転サービスの試験運用を実施。次世代量産型自動運転車「Apollo Moon」も蘿卜快跑に加わっている。
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