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シンガポールに拠点を置く電動キックボードのシェアサービス「Beam」がこのほど、シリーズBで9300万ドル(約107億円)を調達した。リード・インベスターは「Affirma Capital」、コ・インベスターは「Sequoia Capital India」、「Hana Ventures」、「ICT Capital」および「AC Ventures」。同社の累計調達額は1億3500万ドル(約156億円)となった。
今回調達した資金は、日本、インドネシア、フィリピン、ベトナム、トルコへの進出に充てられる。これらの地域には電動自転車のシェアサービスも導入する計画だという。
2018年に設立されたBeamはすでに、マレーシア、タイ、韓国、オーストラリアおよびニュージーランドの35都市で、電動キックボードと電動自転車のシェアサービスを運営している。
アジア市場にはすでに、電動キックボードや電動自転車など「マイクロモビリティ」のシェアサービスを提供するスタートアップ企業が複数現れている。韓国の「Swing」は今年2月、シリーズBで2400万ドル(約27億円)を調達し、日本への進出を準備中だ。インドの「Bounce」は20年、シリーズDで1億500万ドル(約121億円)を調達している。
(36Kr Japan編集部)
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