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【新華社北京4月2日】中国の太陽光パネル大手、晶科能源控股(ジンコソーラー・ホールディング)はこのほど、太陽光発電モジュールの世界出荷量が2022年第1四半期(1~3月)に100ギガワットを突破したと発表した。これにより、同社は100ギガワットという一里塚を築いた業界初の太陽電池モジュールメーカーとなった。
この数字は、世界で設置済みの太陽光モジュールのうち、少なくとも10個に1個が同社製であることを意味する。同時に、年間約1300億キロワット時のクリーンエネルギー電力を生産し、二酸化炭素(CO2)排出量を約1億3千万トン削減し、標準炭消費を約5252万トン節約することが可能な規模であり、約70億2千万本の植樹を行うことに相当する。
同社はここ数年、電池の変換効率と発電モジュール出力値の世界記録を18回連続で更新した。2021年には、N型TOPCon電池の変換効率の世界記録をわずか1年で4回も更新し、技術の蓄積だけでなく、商業化の推進スピードでも業界をリードしている。
同社は今年初め、安徽省合肥市と浙江省海寧市に構える生産能力16ギガワットの高効率N型電池セル工場の稼働を開始した。生産能力や良品率などの各指標は着実に向上しつつあり、今後は高効率N型電池製品が途切れることなく市場に供給されるようにし、業界のN型電池の商業化ペースを加速させていく方針だ。
また、一貫してグローバル化に戦略の重点を置いており、現時点で日本、米国を含む世界各地に12カ所の生産拠点を設け、世界中に広がる柔軟性の高いサプライチェーンとマーケティング体制を構築している。
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