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【新華社ロンドン4月6日】英自動車製造取引業者協会(SMMT)のマイク・ホーズ最高経営責任者(CEO)はこのほど、新華社の単独インタビューに応じ、世界がガソリン・ディーゼルから電動化へと転換する過程で、各地の自動車市場のペースは異なっていると指摘。中国は最も早期に参入した国の一つで、また依然として先頭を走っているとし、世界最大の新車製造国・市場であることから考えて、中国が先導役を果たすのは明らかだと述べた。
ホーズ氏は3月下旬にロンドンで開かれたSMMT電動化会議で、記者の取材に対し、英国市場に参入する中国ブランドは増加し続けており、中国企業の技術は英電動車市場で価値を創出しているとの認識を示し、次のように述べた。
人々はすでに英国での中国企業による投資を目にしており、また英国企業の対中投資も見ることができる。そのうち電動化を巡って行われた投資はますます増えており、これは良好な基盤となる。両国はいずれも排出ゼロの交通手段提供に力を尽くしており、これは世界に必要なものだ。
新エネルギー車(NEV)普及戦略については、中国はNEV市場急速推進政策を制定し、電動化だけでなく、水素エネルギーにも注目している。私は、ただ一つのソリューションにこだわらないのは非常に重要だと考えている。
今後数年、英国市場ではより多くの選択肢が見られるだろう。その中には中国や欧州のブランドが多数含まれるが、最終的に市場のあり方を決めるのは消費者だ。
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