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自動運転ソリューションを手掛ける「知行科技(iMotion)」がこのほど、シリーズC+で1億元(約19億円)を調達した。リード・インベスターは「訊飛創投(iFlytek Startups)」と「招商啓航(China Merchants Startup Capital)」、コ・インベスターは「蘇州工業園区科創基金」など。同社は間もなく、プレIPO(新規株式公開前)の資金調達を開始し、上海証券取引所のハイテク企業向け市場「科創板(スターマーケット)」での上場を目指すという。
2016年12月に設立された知行科技は、新車に標準装備される自動運転ソリューションの開発に注力している。自動運転のコアアルゴリズム、ハードウエア・ソフトウエアの開発能力、システムの統合・検証能力、製造能力を備えており、自動車メーカーのニーズに応じたトータルソリューションと、それを支えるスマートカメラおよび運転支援・自動運転制御ユニット(ADCU)を提供する。
同社の宋陽・最高経営責任者(CEO)は「当社は自動運転レベル2およびL2++のトータルソリューションの量産化に成功した。また、高度駐車支援システムや工業団地内で用いられるレベル4の物流ソリューションも手掛けている。当社の現在の事業構造は、乗用車向け自動運転が9割、限定された空間向けの低速自動運転が1割となっている」と説明した。
(36Kr Japan編集部)
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