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中国通信機器大手のファーウェイから独立したスマートフォンブランド「Honor(栄耀)」の趙明・最高経営責任者(CEO)がこのほど、「当社はすでに、ハイエンド機種『Magic4 Pro』およびミドルレンジ機種を中東やアフリカ、アジア太平洋地域、マレーシア、欧州諸国の一部、ラテンアメリカで発売している」とした上で、「2020年以降1年以上にわたり、海外市場では品薄状態が続いている。21年末にミドルレンジ機種の『Honor 50』を海外で発売した際も、供給は完全には回復していなかった」と説明した。
趙CEOはまた、「22年を海外市場でのスタート元年と位置づけ、各国での供給回復を図る。しかし、海外市場でのシェアを回復するには数年が必要で、発展のためにはフラッグシップ機種によるけん引が不可欠だ」と述べた。
Honorは13年、ファーウェイ(華為技術)の低価格スマホブランドとして誕生。その後、米国政府の規制でファーウェイのスマホ事業が低迷したことが一因となり、20年11月に同社から独立した。
(36Kr Japan編集部)
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