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米調査会社IDCは5月26日に最新の「世界AR(拡張現実)・ VR(仮想現実)支出ガイド」を発表し、2021年の世界のAR・VRに対する支出額が146億7000万ドル(約1兆8000億円)近くに上ったことを明らかにした。その上で、22〜26年の5年間で支出額は747億3000万ドル(約9兆4000億円)に増加し、5年間の年平均成長率(CAGR)は38.5%になるとの見通しを示した。
IDCは、中国ではAR・VRに対する支出額が5年間でCAGR43.8%で伸び、成長率世界一になると予測。AR市場はCAGR49.0%で急速に成長し、VR市場は41.5%と安定した成長を維持する見込みだという。IDCはさらに、VR技術は引き続きユーザーの関心を集め、AR・VRに対する支出の7割が集中するとの見通しも示した。
IDCは26年のAR・VR技術の活用場面についても予測している。中国ではAR技術の主な活用場面が各種研修、産業設備の保守・保全および教育機関での研究・実践となり、これらがARに関する支出の30.1%を占める見通し。VR技術の主な活用場面はゲーム、研修、共同作業となり、これらがVRに関する支出の5割以上を占める見通しだという。
(36Kr Japan編集部)
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