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中国の無糖飲料メーカー「元気森林(GENKI FOREST)」がこのほど、小売事業センターを設立した。スマート自動販売機事業を拡大することで、オフラインチャネルを強化する方針だという。中国のビジネスメディア「晚点(LatePost)」が伝えた。
これに先立つ5月13日、同社傘下でワンストップ型のスマートリテールサービスを提供する「元気森林GO」が、新型スマート自販機「M1智能柜」を発表している。
M1智能柜は多様な商品の組み合わせに対応する上、ビッグデータの分析により、設置する都市や利用シーンで異なるユーザーの好みに合わせ、的確な商品提供が可能となっている。
また、動体検知技術が採用されており、QRコードを読み取らせれば扉を開けられる。商品を取り出して扉を閉めれば自動で決済が完了する。ユーザーが選んだ商品は人工知能(AI)が識別する。
営業担当者によると、オフィスに設置されたM1智能柜のメンテナンスや決済、商品の補充などは、全て元気森林が担当するため、オフィスの管理者がメンテナンスを行う必要はほとんどない。また、従業員100人以上のオフィスに関しては、M1智能柜の設置を無料で受け付けるという。
M1智能柜は現在、中国の20余りの都市で計2000台以上が設置され、1000社を超える企業でサービスを提供している。
(36Kr Japan編集部)
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