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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「蔚来汽車(NIO)」の創業者で董事長兼最高経営責任者(CEO)の李斌氏は7月31日、ユーザーとの交流会で、同社が打ち出すスマートフォンの旗艦モデルが、1年後に発売される見通しだと明らかにした。
李氏は、同モデルはNIO車と共通する色の展開となり、価格は米アップルよりも抑えられるとした上で、「価格は7000元(約14万円)以上になりそうだ。販売方法に驚きの特徴がある」と述べたという。自動車関連インフルエンサー「碳粉説電池不胖」が中国版ツイッター「微博(Weibo)」で明らかにした。
自動車メーカーのスマホ事業参入は、珍しいことではなくなっている。米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者は4月、自身が経営するBMI(Brain Machine Interface)技術のスタートアップ「Neuralink(ニューラリンク)」でスマホの専門家を求めているとツイートした。
あくまでもニューラルリンクの人材募集ではあったが、マスク氏がスマホ事業参入に意欲を示していることは周知の事実だ。海外メディアによると、テスラの内部事情に詳しい専門家が、同社が開発したスマホは24年に発売される可能性があると明らかにしたという。
中国自動車大手「浙江吉利控股集団(Zhejiang Geely Holding Group)」傘下のスマホ事業会社「湖北星紀時代科技(Hubei Xingji Times Technology」は7月4日、スマホメーカー「珠海市魅族科技(Meizu Technology)」の株式の79.09%を取得し、単独支配権を獲得したと発表している。
(36Kr Japan編集部)
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