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インドのラジーブ・チャンドラセカール電子・情報技術相はこのほど、 同国政府が1万2000ルピー(約2万円)未満の中国製スマートフォンの国内販売を禁止するとの情報を否定し、「インド政府はそのような指示は出していない」と述べた。「ザ・タイムズ・オブ・インディア」が8月30日、 報じた。
同相は「インド政府が望んでいるのは、中国のスマホメーカーが部品のサプライチェーンをより透明かつオープンにすることだ」とした上で、「インド企業もサプライチェーンおよび市場でその役割を果たしていくが、それは海外ブランドの排除を意味するものではない」と強調した。
調査会社「Counterpoint」によると、インドのスマホ市場では2022年3~6月、中国企業が63%のシェアを占め、上位5位にはシャオミ(Xiaomi、小米科技)、realme、OPPO、vivoの4社が入った。1万2000ルピー未満の機種に限ると、中国企業のシェアは75〜80%となった。それら中国企業のほとんどは、インドでスマホを生産している。
(36Kr Japan編集部)
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