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【新華社海口9月11日】中国石油・ガス生産大手の中国海洋石油集団(CNOOC)海南支社は8日、中国初の海上スマートガス田群「東方ガス田群」が19年連続で安定生産と増産を維持し、海南省に天然ガス600億立方メートル以上、コンデンセート油60万立方メートル以上を供給したと明らかにした。
同ガス田群は主に海南省の鴬歌海(おうかかい)海域で天然ガスの採掘・生産を行っている。海上ガス田4カ所と陸上ターミナル1カ所からなり、同省の生活用・工業用ガスの主要供給元となっている。
CNOOC海南支社はここ数年、同ガス田群で海上石油・ガスの新たなスマート生産モデルを模索している。台風などの悪天候下での遠隔無人生産や、海陸一体の総合調整などの課題を克服して、2021年4月29日に中国初の海上スマートガス田群の建設に成功し、中国の海上石油・ガス生産と運営のスマート化、デジタル化を大いに推し進めた。
同社の李力(り・りき)副総経理は今後の発展方向について、スマート生産システムの改善やグリーン(環境配慮型)・低炭素向けのモデル転換・高度化を引き続き模索するとともに、炭素の回収・有効利用・貯留技術の開発と応用に取り組んでいくと語った。(記者/陳子薇)
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