セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
市場調査会社「Market Research Future」がこのほど、2030年ごろの実用化が見込まれる次世代通信規格「6G」市場に関するリポートを発表した。
同リポートによると、世界の6G市場は2031〜40年の予測期間中に年平均成長率(CAGR)58.1%で成長し、40年には3400億ドル(約50兆円)を突破する見通し。中国は6G技術の早期採用国となり、世界最大級の6G市場に成長するとの予測も示された。
6Gは現在、依然として研究開発の段階にある。スマートフォンメーカーやスマート技術のベンダー、半導体サプライヤーのほか、関連技術を手がける企業などが、スマートシティやエッジデバイス、自動運転、ホログラフィック通信、衛星通信など、6Gの周波数帯を利用したアプリケーションの開発に注力している。これらのアプリケーションが6G市場に大きな影響をもたらすとみられる。
地域別では、アジア太平洋地域が世界の6G市場をリードし、最も高い収益シェアを占めると予測されている。同地域に電子機器メーカーが集中していることが主な理由だという。北米も大きなシェアを占め、米国が同地域の主要市場の1つになるとみられる。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録