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中国ネット大手バイトダンス(字節跳動)傘下の動画投稿プラットフォーム「TikTok」は現在、電子商取引(EC)事業の強化で広告事業減速の影響を緩和しようと試みている。
TikTokのEC機能「TikTok Shop」がこのほど、米国でのサービスを開始した。加盟店は登録を済ませれば、TikTokアカウントのフォロワーが1人もいなくてもライブ配信ができるという。手数料は登録後90日間は1.8%で、以降は5%となる。
調査会社「DataReportal」によると、米国のTikTokユーザーは2022年7月時点で1億4000万人を超え、世界最多となっている。米国はTikTokにとって世界最大の市場で、しかもユーザーの平均購買力が高いという特徴がある。TikTokのユーザー数上位10カ国は、米国を除けばいずれも新興国となっている。
TikTokは22年4月、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシアの東南アジア4カ国で、一斉にTikTok Shopを開設した。英経済紙「フィナンシャル・タイムズ(FT)」は11月8日、TikTokが今後数カ月のうちに北米、スペイン、アイルランドおよびブラジル向けにTikTok Shopを開設する予定だと報じていた。
(36Kr Japan編集部)
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