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【新華社成都12月12日】中国の二大SF大賞の一つで、全世界の中国語作品が対象の華語科幻星雲賞(中国星雲賞)が10日、四川省成都市で発表された。同賞の発表は今年で13回目。今回は七つの主賞、二つの特定項目賞、三つの特別賞が設けられ、長編小説部門では梁清散(りょう・せいさん)さんの「新新新日報館 魔都暗影」、中編小説部門では万象峰年(ばんしょうほうねん)さんの「賽什騰之眼」、短編小説部門では靚霊(せいれい)さんの「月亮銀行」がそれぞれ金賞に選ばれた。新人賞は魯般(ろはん)さん、翻訳作品部門金賞は宝樹(ほうじゅ)さんの「造星主」(邦題:スターメイカー)が受賞した。
中国SF文学の世界への普及に貢献した人を表彰する「星橋賞」も新設され、著名SF作家、劉慈欣(りゅう・じきん)さんの代表作「三体」シリーズを世界に広めた国内外の出版社と翻訳者のうち、日本版の出版に貢献した姚海軍(よう・かいぐん)さん、立原透耶さん、大森望さん、早川書房などが受賞した。
華語科幻星雲賞は、世界の中国人SFファンの有志により2010年に設立され、中国語SF文学と中国SF産業の発展を知るための重要な窓口になっている。
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